タイトル通りの出来事が起こりました。
そんなまさか、という気持ちです…。
やっと父の認知症ケア問題がひと段落したと思ったのに、老親問題シリーズ化するの!?(涙)
※今回の記事、ちょっとわたしの言葉使い悪めです。母娘関係微妙で…(^◇^;)ご気分を害されるかもしれない方は、この記事は読まないことをお勧めします。

まだわたし33歳なんだけどなぁ…。
老親問題、早くない?
親が高齢出産だと、子育て期に親のトラブルが重なりますね…
始まりは夜の電話から
夜21時半ころ?に、電話がかかってきました。
その時は寝かしつけの最中で、まだ長男が寝ていなかったので発信元が母親なのをちらっと画面で確認し、後でかけなおそうと電話を拒否で切りました。
その日の長男は、保育園でしっかりお昼寝をしていてかなり遅くまで寝つきませんでした。23時頃までかかったかな…
その間、2回ほどかかってきましたがバイブの音に微睡んでいるこどもが反応するので、イライラしながら都度切っていました。(ごめん)
ようやく寝て、寝室を出ても長女が動き回っている音が…。結局、抱っこしてユラユラしながらリビングに戻って主人と会話していました。
パソコンがウィルスに感染?
するとまた母から、今度はメッセージ(LINEが使えないので、連絡はもっぱら電話かメッセージです)で「遅くにごめん。パソコンがウィルスにかかって大変です。電話しても?」と届きました。
う、うぃるす…?何か嫌な予感。
眉間にシワを寄せていると、電話がかかってきました。
GooglePlayギフトカードでの支払いを要求
母「遅くにごめんね。パソコンがウィルスにかかっちゃって、大変なの!今、おとうさんにGoogle Playギフトカードを買いに行ってもらっているの。」
ちょっと待て待て待て待て待て
よ「は?ちょっと待って、何カードだって?こんな時間(※日付変わる直前くらい)に?それただのフィッシング詐欺のページ開いているだけだよ!無視して閉じていいよ。」
母「でも音が止まらないの!!もうパニックなの!5万払えって…もう怖くって…」
母はかなり慌てているようで、興奮状態です。(結構よくこうなる)
電話の向こうからピーピーという警告音?のような音と、何やら音声ガイダンスのような音が聞こえます。
よ「いいから閉じていいよ。無視して。」
母「どうやって止めればいいのか…」
よ「もう強制終了でいい!電源ボタン長押しして!!」
母「………止まった…。」
よ「いい?それただの詐欺だから。お金なんて払わないで。お父さんは戻ってきたの?」
母「近くのコンビニに買いに行っている。さっき行ったばかりだから…」
よ「どうしたの、そんなことになって。」
母「いや、あたしもおかしいと思ったんだけど、問合せはこちらってあった、マイクロソフトのサポートにかけたら外人が出て…片言で…」
母、自ら詐欺グループに電話してた。片言の外人って、それ完全に詐欺グループの下っ端の人じゃん( ꒪⌓꒪)
よ「自分からかけたの!?それどう考えてもマイクロソフトじゃなくて詐欺グループの番号だよ!!」
母「そんな風には書いていなかったわよ!!!!」
騙そうとしているんだから、当たり前だ。
よ「はぁぁ…(思わずため息)。まぁ、わたしに連絡してくれて良かったよ。すぐに出られなくてごめんね。今カード買いに行ってるってことは、まだ向こうには払っていないんだよね?」
電話を切らないように言われる
母「うん。おかしいなと思ったんだけど、電話を切らないでこのままにしろって言われて…よもぎに電話したんだけど時間が遅いから出ないし。」
よ「あーそれは…よく聞く手口だね………ごめんね、寝かしつけで。」
母「うぅん、出ないのは仕方ないと思っていたから…。こっちこそごめん………」
ようやく母、落ち着いてきたよう。
もう時間も時間なので、今回のようなことが起きたら迷わず警察に電話して、と伝えて通話を終わらせました。
この後、父がなかなか帰宅せず結局そのまま深夜に警察行ったそうです。警察官にもページを見てもらい、ハッキリ詐欺だと言われたそう。
父は結局近所をウロウロしていたらしく、母とすれ違いに帰宅。
本人曰く「おかしいと思って買わなかった」、そうですが多分買えなかった(認知症のため、Gogleplayギフトカードが覚えられなかったのでは?)のだと思います 笑
まぁ何にせよ、引っかかりそうになったページは通報したし、ギリギリで金銭的な被害はなかったので助かりました…。
深夜にすみません、実家近くの警察署の方。
こちらから電話してしまったので、もしかすると番号が裏リストに乗ってしまい「騙されやすい老人」だとされてしまったかもしれません。
しばらく電話には気をつけるように伝えました。
翌日また電話してみると、
母「あたしもおかしいって思ったんだけど。こういうの初めてだから3万くらいで終わるならいい勉強かなって。」←はじめ5万要求されたところを値切ったらしい。笑 値切れる時点で気づいてくれ…!
と自分を正当化しようとするので、呆れてしまいました…。
聞けば聞くほど、フィッシング詐欺の常套手段で…どうしてこんなものに引っかかりそうになったのか…考えれば考えるほどしんどくなります。
父はアルツハイマーの診断出ているけれど、なんだか最近母もだいぶ判断力が衰えているような。(10年ほど前に従兄弟がマルチにハマった際も騙されかけていたので、元々そういうのに鈍感なタイプではあるのかもしれませんが)
この件の少し前に、Twitterのフォロワーさんが被害に遭われていて、わたしも親には気をつけてもらうよう注意しよう…と思っていた矢先の出来事でした。
フィッシング詐欺に遭ってしまったら
警察へ
まずは何より警察です。
警察官のお話だと、正直こういった犯罪は海外のサーバーを何箇所か経由しているのが大半で、日本の法律では追えないのが現状です。
しかし経由していない場合は追うことは可能ですし、そのページ自体の削除等の対応も出来るかもしれません。
金銭被害があった場合の補償は正直難しいですが、他の被害が出るのを防げるかもしれませんので警察に相談しましょう。
今回のケースでは、最寄りの警察署へ連絡しました。
↓のサイトもあります。
※相談以来、連絡はないそうなので残念ながら犯人の足取りやページの封鎖には至っていないのかもしれません。
銀行やカード会社へ
金銭被害がある場合、すぐに連絡しましょう。銀行口座は預金保護法がありますので補償される可能性が高いです!
また、詐欺グループへ銀行口座の番号や、クレジットカード番号を伝えてしまった場合にはその後悪用される可能性がありますのでただちに利用停止連絡をしましょう。
今後について
さすがに深夜にパニックになって警察に行って、親も疲れたようだしフィッシング詐欺について色々教えてもらったそうなので今後同じようなことは起きないと信じたいです…
が、母も認知症を発症したらと思うと恐ろしいので、機嫌の良いときを狙って下記サイトを見せてみようと思います。
母とはあまり親子関係が良くなくて、母も年齢を重ね頑固になりつつあるのでタイミングは少し伺ってみます。
ありふれた話ではあるかもしれませんが、ブログ読者の方へ注意喚起になれば幸いです。
明日は我が身なのだと思い知った出来事でした( ;∀;)
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