前回、e-Taxの利用にあたりID・パスワード方式の発行の記事が意外とアクセスありまして、驚きました!
読んでくださった方、ありがとうございます。
意外とみなさん関心あるんだなぁ、と感じましたので改めてe-Taxでの確定申告のメリットとデメリットについてまとめてみることにしました。

日記のような記事だったのに、誰かの参考になったならすごく嬉しいです♡
e-Taxとは
WEB上で、国税に係る申告・申請・納税に係るオンラインサービスです。
正式名称は「国税電子申告・納税システム」。
法人でも個人でも利用できます。
e-Taxを利用することにより、自宅やオフィスから税務署へ行かずに(または郵送の手間いらず)申告・申請・納税が出来ます。
※個人の方で、ID・パスワード方式で利用する方は初回に事前申請を税務署で行う必要があります。
e-Taxの利用可能時間
1.通常期
・月曜日~金曜日(休祝日及び12月29日~1月3日を除きます。)24時間 (注)休祝日の翌稼働日は8時30分から利用開始します。
・毎月の最終土曜日及び翌日の日曜日 8時30分~24時
2.所得税等の確定申告時期
・全日(土日祝日等を含みます。) 24時間 (メンテナンス時間を除きます。)

なんか結構変則的なんだね…覚えづらい…

でも確定申告の時期はずっと稼働してくれてるよ!
e-Taxのメリット
①領収書の原本や添付書類が必要ない
医療費の領収書や、源泉徴収票などについては入力内容に記載することによって、領収書の添付の必要がありません。
ただし、領収書は求められた場合提出する義務がありますので入力後に処分はせず、きちんと保管しておきましょう。7年間の保存が望ましいです。
それと、紙ベースだとマイナンバーカードのコピーなどものり付けして提出する必要がありますがこちらも必要なし。

確定申告はやったことないけど、ふるさと納税(ワンストップ特例)で同じような書類出してます。これ地味に面倒くさいんですよね…笑
②還付申告の場合、よりスピーディーに
還付申告でe-Tax提出の場合、紙ベースの場合より約3週間早く還付されます。
③e-Taxなら早めに申告可能
今年度ですと令和2年1月6日(月)~令和2年3月31日(火)がe-Tax送信可能期間です。
通常の紙提出の確定申告は令和2年2月17日(月)から3月16日(月)なので、それより余裕がありますね!

早めに済ませたいし、もしかしたら後から間違いに気づくかもしれないし…、これは嬉しい!

ただしヘルプデスクについては、令和2年1月14日(火)~3月16日(月)が受付期間になるので注意してね。
また、マイナンバーカード方式の場合、開始時期が1月31日〜のOS・ブラウザがありますのでご注意ください。

e-Taxのデメリット
①事前準備が必要
電子証明書(個人の場合、マイナンバーカードが利用できます)や、カードリーダを用意する必要があります。
現在は、個人のe-Tax普及のためにID・パスワード方式というやり方も受け付けています。
この方法だと、カードやカードリーダは不要ですが発行のために1度税務署へ行く必要があります。

お待ちでない場合はマイナンバーカードの取得の労力や、カードリーダの購入のコストを取るか…
もしくは1度税務署へ行く交通費と時間を取るかって感じですね。
実際にID・パスワードの申請に行ってきた際の記事はこちら

スマホからもe-Taxの利用が可能になりました
2019年1月より、給与所得者はスマートフォンからのe-Taxの利用が可能になりました!
申請書のPDF控えもスマホに保存できます。
※配当控除は令和元年時点では申告できないようなので、配当控除などを申告される場合は残念ながら利用不可になります。
スマホ申告が導入された昨年度よりも今年は対象が広がっているので、いつか配当控除もスマホで出来るようになることを期待しています!
【スマホ専用画面の利用可能対象者等】
収入 | 給与所得の全て (年末調整済1か所、年末調整未済、2か所以上の勤務先からの収入) |
雑所得(年金収入、副業の収入など) | |
一時所得(生命保険の一時金など | |
所得控除 | 全ての所得控除 |
税額控除 | 政党等寄附金特別控除 |
災害減免額 | |
その他 | 予定納税額 |
本年分で差し引く繰越損失額 | |
財産債務調書(案内のみ) |
まとめ
PCの操作に疎い方には絶対的にオススメ!とは言えませんが、お若い方にはそれほど苦ではないのでは無いのでしょうか。
個人的にはとても便利そうなので、ぜひともe-Taxで確定申告出来たらいいな、と思います。
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